前回フォークのオーバーホールをしたので車体に仮組みしてみます。
フォークの取り付けは確実なのでブレーキ周りの確認になります。
フォークの取り付け
まずは純正フォークを取り外してオーリンズを取り付けます。
フロントフェンダーを後から付けようとすると難儀するので、フォークを1本取り付けた時点で仮止めしてから2本目を取り付けます。
その後邪魔になるようであればボルトを外してステム辺りにマスキングテープなどで止めておきましょう。
全長は変わらないので、突き出し量はノーマルと同じ14mmにしています。

取り付けに関して特筆することはありませんが、ホイールはM400のままなのでアクスルやカラーは純正をそのまま使用します。
ディスクローター取り外し
次にスペーサーを取り付けるためにディスクローターを外しますが、ボルトはトルクスが使われているのでT40のトルクスを用意します。
恐らく取り外し経験のない車体の場合は、そのままでは外れないので熱しましょう。
私は見事にソケットを捻じ曲げました。(なんとか使える).webp)
最初はハンダゴテで熱しましたが、全然効果がないのでトーチで炙りました。
確実にベアリング周りに良くないので真似する場合は自己責任でお願いします。
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スペーサー取り付け
スペーサーを取り付けたら、本組みする前に干渉などしないか確認するためにボルト2本くらいの仮止めで組み上げます。.webp)
アクスルのナットはしっかり締めないとホイールの位置が合わなくなるでアクスルが供回りするまで締めます。
その状態でキャリパーがしっかり取り付けられて、変に偏っていないことを確認したら本組みを行います。

私は持っていた中強度のロックタイトで締めました。トルクは20Nm。
本締めする際は、まずローターがブレる状態を維持したまますべてのボルトを根元付近まで締めます。 最後にホイールの進行方向と逆方向の遊びが無くなるようにローターを押さえたまま本締めしましょう。
ローターはブレーキの際に進行方向と逆方向に力が加わるので、逆方向の遊びをなくすことでブレをなくします。
ちなみにS4RSのフォークには突起があるのでローター取り付けボルトを低頭ボルトに変えています。
純正や汎用ボルトでもギーーーリッギリ接触しませんが、少しのたわみで即接触・即ロック・即転倒なので予防しましょう。



キャリパー取り付け
キャリパー取り付けボルトには焼き付き防止用に二硫化モリブデンググリスを塗っておきます。
エア抜き前なのでトルク無視で動かない程度に取り付けておきましょう。
バンジョーボルトがホイール内側方向にあるのでキツイですがなんとか取り付けました。
その内変えたい。

フルードを入れ替えてエア抜きをしたら一度ピストンを奥にしまってパッドがゆるゆるの状態にします。 そして1度キャリパー取り付けボルトを緩めてから、ブレーキを握りながら規定トルクで締めます。
そうすることで力が加わる方向を維持したまま取り付けできます
これにてフロント周りの流用は完結ですー!

いやー長かったです。
何度バイクを浮かせて何度アクスル抜き刺ししたことか…
こぼれ話もあるので是非
こぼれ話
実は私の勘違いでローター周りでいざこざがありました…
M400のローターサイズを確認する際に市販品のカタログの数値を参考にしていたのですが、これが年式違いで勘違いしたまま揃えてしまいました。
年式による違い
元々付いていた片押し2ポットキャリパーは07年式のみ(最終型が1年で終わった)なんですが、それ以前の4ポットとはキャリパーだけでなくディスクローターも違ったのです。
なので06年以前のディスクローターの数値を参考にしてたのですが、07年の物はオフセット5mm、サイズも300mmと小さい物でした。

すったもんだ
間違った状態で進めてたので以下のようにすったもんだしてしまいました。
- 最初に5mmスペーサーを買う
- キャリパーが取り付け不可
- 10mmスペーサーを買う
- 取り付けできた
- よく見たらパッドがズレてる
- 径を測ると300mm…
- 320mmローター購入
- 5mmスペーサーで取り付け

実は組んだ時は気付かなかったんですが、疲れて試走してなかったので良かったです。
